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野外で遊ぶ楽しさ学ぼう 知床に自然学校NPO設立

樹木を傷つけない木登りをし、「子どもにも自然で遊ぶ楽しさを伝えたい」と話す関口さん(斜里町真鯉の国有林で)

 知床半島の森林や川で、子どもたちや学校教諭に自然との親しみ方を学んでもらおうと、斜里町でユースホステルを経営する関口均さん(51)らがNPO「知床自然学校」を設立した。22日には、木登りなどを楽しむオープニングセレモニーを開く。

 舞台となるのは、林野庁から使用許可を受けた同町真鯉の三十数ヘクタールの国有林。野外活動に制限が伴うことの多い世界遺産地域や知床国立公園の外に位置するため、自由に活動できるという。周辺にはサケ・マスが遡上(そじょう)する川やオホーツク海もある。

 学校では、樹齢数百年のカツラの木登りや流木を焼いた炭を使ったバーベキューなどのレクリエーションのほか、ヒグマと遭遇した際の対処方法などの危険回避策を身につける。植樹や海岸のごみ拾いも行う。

 NPO代表で講師も務める関口さんは、子どもが携帯電話やゲーム機を持つようになり、野外で遊ぶ回数が減ったことを憂慮。修学旅行で知床を訪れる学校の教諭にも自然で遊ぶ技術を子どもに伝える力が欠けていることに気づき、昨年12月から仲間4人とNPO設立を進めていた。

 関口さんは「知床の生態系の縮図と言える場所で環境教育を普及できれば。観光客も楽しめる場にしたい」と話している。問い合わせは知床岩尾別ユースホステル(電)0152・24・2311へ。

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