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知床特集

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公道から射撃 12月から

 知床のエゾシカ対策として、斜里町と羅臼町では、道路沿いに餌場を設けてシカをおびき寄せ、ハンターがトラックで移動しながら駆除する「流し猟式シャープシューティング(SS)」を12月から実施する。

 29日に斜里町で開かれた知床世界自然遺産地域科学委員会の「エゾシカ・陸上生態系ワーキンググループ」が示した。公道からの発砲は道路交通法で禁じられているが、実施時は道路を通行止めにして、道路使用許可を受けて実施する。

 ワーキンググループが示した計画では、流し猟式SSを実施するのは、斜里町側の幌別―岩尾別間(約5キロ)、羅臼町側のルサ―相泊地区間(約8・2キロ)。幌別―岩尾別間は、冬季閉鎖になってから計24回の実施を予定。通行止めの措置は必要ないが、道路使用許可は必要になる。

 ルサ―相泊地区間は、冬季閉鎖がないため、通行止めの措置が必要になる。そのため、手法試験と位置づけ、2012年1月は餌付けの期間とし、同月下旬から通行止めにして計6回程度を実施する予定。

 知床半島には、1万頭以上のエゾシカが生息しているとみられ、食害など生態系への影響が深刻になっている。流し猟式SSは、エゾシカを一網打尽にする苦肉の策。道路の通行止めは道、道路使用許可は公安委員会の許可が必要で、11月17日に道庁で行われるエゾシカ緊急対策本部会議で話し合われる。

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