YOLトップ 北海道発トップ 知床特集トップへ戻る
知床特集

知床関連記事

知床シカ捕獲 1640頭目標…環境省が集中対策、昨冬の3倍に

 世界自然遺産の知床半島でエゾシカによる深刻な植生被害を防ぐため、環境省は今冬、本格的なシカ駆除に乗り出し、昨季の3倍超の計1640頭の捕獲を目指す。釧路市で25日に開かれた知床世界自然遺産地域科学委員会で承認された。

 集中的な対策を施すのは主に年末から来春にかけてで、半島西側にあり推定で2500頭が生息する斜里町岩尾別地区で1340頭を、半島東側で推定500頭とされる羅臼町ルサ―相泊地区で300頭を、それぞれ捕獲する。

 両地区の昨年度の捕獲実績は計497頭で、目標を一気に3倍以上に引き上げる。今年度から3年間を集中対策期間と位置づけ、半島内でも生息密度が高い両地区に人や資材を集中的に投入する。

 具体的には、今季初めて、東京ドーム3個分の巨大な囲いわな2基を岩尾別地区に設けて一網打尽にする手法を試す。道路沿いの餌場に集めたシカをトラックに乗ったハンターが移動しながら撃つなど実績ある手法を組み合わせる。

 半島全体で1万頭以上が生息するとされ、同省釧路自然環境事務所は「この3年が勝負。一方的に増えるのか抑制出来るのか、集中的な対策で見極めたい」としている。

 リスト一覧へ戻る