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野生生物の専門家養成

 世界自然遺産・知床を学びの場として、野生生物保護などの即戦力を育てる専門職大学院の設立準備を進めるため、民間有志による一般財団法人「知床自然大学院大学設立財団」が10日、北海道斜里町で発足した。環境問題に取り組む初の専門職大学院として、2017年度の開学を目指す。

 同財団を設立したのは、世界遺産登録時の斜里町長だった午来昌(ごらいさかえ)氏ら。

 設立構想によると、大学院では、ヒグマやオオワシ、シマフクロウなどのいる知床でのフィールドワークや実習を中心に、2年間教える。教員には、国内外の野生生物保護の専門家や研究者らを招き、海外を含む学生や社会人を受け入れて1学年40人程度とする。キャンパスは、斜里町を中心にする予定だ。

 10日の記者会見で、午来氏は「知床には、未来へ世界へと羽ばたける大きな力がある。次代を担う子供たちのためにも新しい学びの場をつくりたい」と語った。

 同財団では今後、企業や個人から寄付を募って4億〜5億円程度の資金を確保し、学校法人の認可を受けて大学院設置を目指す。問い合わせは同財団(0152・26・7770)へ。

 【専門職大学院】 高度な知識・技能を持つ職業人の養成に特化した大学院。2003年度に制度化され、文部科学省によると、法科大学院や教職大学院を始め、会計や公共政策などの分野で、130大学に185専攻が設けられている。

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