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知床 遺産継承へ来訪促進 道条例案骨子…人材育成も促す

 道は、知床の保全と適正な利用の両立を目指す「知床世界自然遺産条例案(仮称)」の骨子をまとめた。将来への遺産継承を図るため、来訪促進や人材育成などを基本的施策として盛り込んだ。

 骨子は、基本理念や道の責務、道民の役割などを定めた。基本的施策として、遺産の開発・整備の際に自然環境に十分配慮することや、遺産への理解を深めるため、来訪者の増加を促す施策の構築を道に求めている。また、人口減少で観光ガイドなど地域の人材が不足することから、担い手の育成と活用を図るよう促した。

 道は12月4日まで意見公募(パブリックコメント)を実施して条例案をまとめ、来年2月の道議会に提出する方針。条例制定にあわせて「知床の日」も定める考えで、遺産登録日となる7月17日を想定している。

 条例制定は、2005年の遺産登録から10年を迎えたことを受けた対応。遺産登録による観光客増加で地域が活性化した一方、ヒグマやオオワシといった貴重な野生動物のいる生態系の維持が懸念されている。道は、条例制定で保全と利用に関する施策を計画的に進める考えだ。

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