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知床の冬 吹き飛ばせ…横断道路の除雪公開

報道陣に公開された知床横断道路の除雪作業(5日午前、羅臼町で)=松田拓也撮影

 世界自然遺産の知床半島を横切る知床横断道路(国道334号)で、春の観光シーズンまでの開通を目指した除雪作業が急ピッチで進んでいる。5日には作業が報道陣に公開された。除雪車の迫力に圧倒されつつ、知床に近づく春の足音を実感した。(松田拓也)

 「ゴォーーッ」――。快晴の下、雪が残る羅臼岳(1660メートル)を背に、ロータリー除雪車がうなりを上げた。道路上の雪は、青空に舞い上がり、道路脇に積み重なって約6メートルもの雪壁を築いていく。

 知床横断道路の羅臼町湯ノ沢―斜里町岩尾別までの23・8キロ・メートルは例年、冬期間は封鎖され、春を前に除雪が行われる。今年は3月10日に始まり、知床峠(738メートル)周辺に向けて羅臼町と斜里町の両側から進行中だ。 この日は、「湯の沢ゲート」(羅臼町)から約10キロの地点で作業が公開された。

 国土交通省釧路開発建設部によると、今年は例年より雪が少なく、天候にも恵まれて順調に進んできた。

 今後、除雪の難所とされ、約10メートルもの雪が積もる知床峠周辺にさしかかるが、同部中標津道路事務所の安中新太郎所長は、「観光客が雄大な自然を楽しみながらドライブできるよう、頑張りたい」と力を込めていた。

 知床横断道路は例年、5月の大型連休前に開通する。

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